「あっ、そういえば昨日筆投げちゃって壊しちゃったから……それも頼める?」
「了解ー。んじゃ、葉月ちゃん行こっか。」
私に向き直った知絵ちゃんにそう言われて、一瞬反応が遅れる。
見惚れちゃってたんだ、知絵ちゃんのリーダーシップに。
だけどすぐに頷いて、私と知絵ちゃんは学校を出た。
うー、暑いなぁ……。
外は真夏だから、太陽がギラギラと照らしていて思わず目を細めてしまう。
さっきお店を出たところだから、余計にそう感じるのかもしれないけど。
でも無事に目的の物を買う事ができたから、後は学校に帰るだけ。
片手に買った物を入れたバッグを持ち、額に流れた汗を拭った。
「あっついねぇ、お盆近いのに。」
「お盆過ぎたら多分、涼しくなると思うけど……。」
「えー、でも残暑も毎年酷いじゃん。あたし死んじゃうよ。」
「熱中症とかにも気を付けないとだしね。」
知絵ちゃんは嘆きながら、私と同じ重さくらいのバッグを持っている。
けど暑さに弱いのか、知絵ちゃんの足取りがふらふらしていた。
「了解ー。んじゃ、葉月ちゃん行こっか。」
私に向き直った知絵ちゃんにそう言われて、一瞬反応が遅れる。
見惚れちゃってたんだ、知絵ちゃんのリーダーシップに。
だけどすぐに頷いて、私と知絵ちゃんは学校を出た。
うー、暑いなぁ……。
外は真夏だから、太陽がギラギラと照らしていて思わず目を細めてしまう。
さっきお店を出たところだから、余計にそう感じるのかもしれないけど。
でも無事に目的の物を買う事ができたから、後は学校に帰るだけ。
片手に買った物を入れたバッグを持ち、額に流れた汗を拭った。
「あっついねぇ、お盆近いのに。」
「お盆過ぎたら多分、涼しくなると思うけど……。」
「えー、でも残暑も毎年酷いじゃん。あたし死んじゃうよ。」
「熱中症とかにも気を付けないとだしね。」
知絵ちゃんは嘆きながら、私と同じ重さくらいのバッグを持っている。
けど暑さに弱いのか、知絵ちゃんの足取りがふらふらしていた。