『やったぁ。』

あたしたちだけの声が運動場に響いた。

監督が来た・・・

『本荘。』

亜季を呼んだ・・・

めずらしい

『亜季のやつ何こそこそしてんだろ?』

やっぱ真実も気になるよね・・・

『アタシも気になる。』

『でも・・・変な風に疑っちゃダメだよ。信じないと・・・』

確かに志穂のいうとうりだよね。

『ピッ。玲!真実!志保!何ボケっとしてるんだ!1年は8周。2年は10周。3年は12周。早く行けっ。ほらほら』

『はァァァァィ。』

いつの間にか亜希と監督は戻ってきてた・・・。

そしていつものトレーニングから本格的に練習していく。