「ひ、秘密……?」

「う、うさぎちゃん、僕に隠し事を……?小さい頃はあんなに色々話してくれたのに……」

なぎさくんはこの世の終わりみたいな顔をして、持っていたお箸を落としかける。

「言う!言うから!そんな顔しないで⁉︎」

「本当⁉︎よかったぁ〜」

な、なぎさくんには一生勝てない気がする……。

あはは……。

「そっかぁ……僕がうさぎちゃんから離れていっちゃうかぁ……」