数日が経過したある日のこと。

地上くんと目を合わせることが多くなった。

それだけならまだいいのだが、地上くんは目を合わせるたびに目を丸く大きくするのだ。

その行動に疑問を抱いた私は、何でそのようなことをするのか聞いてみることにした。


「ねね!何でそんな目を合わせるたびに目を丸く大きくするの?」

「いや…特に、い、意味はない」


鳥のさえずりよりボソボソ喋る地上くん。

予測だけどそんなことを言った気がする。

そこからだろうか徐々に話すようになり仲良くなった。