とある日、私は学校から帰り、ベットに寝転がる。
叔母さんも叔父さんも仕事に行っている為、今家にいるのは私だけだ。
軽く欠伸をし、スマホを開くとReiで使っているメアドに1通のメールが届いていた。
そのメールを開き、内容を見た私は大きな声をあげる。
「えっ！？えっ！？！？？」
送信元はハルカナの事務所。その内容はハルカナの曲を作ってもらいたいというものだった。
何かのドッキリだろうか、それとも夢を見ているのだろうか。
しかしこんなドッキリを誰かが仕掛ける意味なんてない。そして顔をどれだけ引っ張っても痛いこの状況は夢ではないと分かった。
「ほ、本当...に...？」
手も声も震えていた。驚きと喜びが心を占める。
まだ騙されているのはではないかという気持ちも無くならなかったが、私は作曲依頼を受けると返信した。