「でも、なんでそんなことしなきゃいけないの?」
自分の顔写真を投稿することに抵抗がある。
おそらく誰かに見られたり公開されるようなことはないんだろうけれど、なんとなく嫌だ。
「これをしなきゃ次に進めないみたいだよ」
画面は『自分たちの写真を投稿する』という画面で止まっている。
戻ろうとしても戻れず、進むこともできない。
「どうする?」
詩子は面白そうだといいたげに「少しくらい大丈夫じゃない?」と言ってきた。
詩子がそう言うなら、もう少し先へ進んでみようか。
ちゃんとしたストアにあったアプリなのだし、そんなに警戒することはないかと思い直した。
そして『自分たちの写真を投稿する』をタップすると、自動でカメラ機能が起動された。
私と詩子は顔を寄せ合ってピースサインを作る。
「せーのっ」
掛け声と共に、シャッターを切ったのだった。
自分の顔写真を投稿することに抵抗がある。
おそらく誰かに見られたり公開されるようなことはないんだろうけれど、なんとなく嫌だ。
「これをしなきゃ次に進めないみたいだよ」
画面は『自分たちの写真を投稿する』という画面で止まっている。
戻ろうとしても戻れず、進むこともできない。
「どうする?」
詩子は面白そうだといいたげに「少しくらい大丈夫じゃない?」と言ってきた。
詩子がそう言うなら、もう少し先へ進んでみようか。
ちゃんとしたストアにあったアプリなのだし、そんなに警戒することはないかと思い直した。
そして『自分たちの写真を投稿する』をタップすると、自動でカメラ機能が起動された。
私と詩子は顔を寄せ合ってピースサインを作る。
「せーのっ」
掛け声と共に、シャッターを切ったのだった。