「「いただきまーす!」」

無事に購買でパンを買えた私達は中庭で昼ごはんを食べている。

すると急に大人数の集団が中庭に入ってきた。

ここはあまり人が来ないから私達のとっておきの場所だったのに…。


「うわ…。」

春音も私と考えてることは同じみたい。

「めっちゃ大人数ですごいな…。」

「ほんと、しかも女子多いな…。」

「たしかに…。」

春音が言う通り、男子が6人、そして女子が20人くらいの集団だった。

「まあ、私達には関わりないし、気にしなくていいか!」

「そうだね!」

春音のこういうサバサバしたとこもいいんだよなぁ、と感心しながら教室に戻ろうとして立ち上がると、