「あのっ……!」
「なんだ?」
「寝るときって……僕と会長さんが一緒に寝るんですか……?」
しばらくの沈黙の後。
突然会長さんが笑い出した。
「何を心配してるんだお前は……俺はこの部屋に備え付けの会議室で寝るから大丈夫だ」
あっ、そうか。そういや隼人さんが会議室としても使われてるって言ってたな……。
てことは私の早とちり!?恥ずかしい……。しかもあの会長さんが笑うほど……。
「凛空の言う通りだ……お前は面白い」
なんか私この学校に入学してからいろんな人に面白いって言われる……なんで??
すると、会長さんが意地悪な笑みを浮かべてとんでもないことを言った。
「そんなに気になるんだったら一緒に寝るか?」
「へっ」
一緒に……寝る!?私と会長さんが!?
それはだめだ、いろいろと問題が……。仮に私が本当の男の子でも、一緒に寝るのは結構やばい!