凛「けい、つらい」














「つらいな、」














凛「今日の朝ね、夢見ちゃって














だからね、、」














「いいよ、大丈夫。言わなくて」














凛「久しぶりだったから怖くて














春くんとか京がいてくれた時は














そんなんでもなか、ったけど














独りになった、ら思い出し、ちゃって」














「りん、」














凛「自分傷つけた、くて」














「りーん、もうやめてあげよう」














凛「...」














「今の凛は思い出したくないって言ってるよ














それなのに、なんでわざと














思い出して自分を追い詰めようとするの」














「..だって、自分を痛めつけたら














少しは楽になれる気がして














少しだけ過去がなくなるような気がして」














「凛、自分を痛めつけても














楽になんかならないよ。わかってるよね」














凛「...わかってる、」














「うん、なら自分を痛めつけるのはやめよ」














凛「...」














「やべ、もうこんな時間














俺、病院戻っちゃうけど大丈夫?」














凛「うん、大丈夫














無理そうだったら電話する」














「うん、無理そうじゃなくても














電話かけていいからね」














凛「うん、ありがとう」














今の凛なら人格交代はないかもな














そんなことを思いながら病院に戻った














そして、定時














Dr「お疲れ様でーす」














「お疲れー」














カルテ入力がちょっとだけ残ってて