Ns「...はいっ!」














父親「凛、いつから俺に歯向かえるように














なったんだよ、あ?」














「ほんとに、やめてくださいっ」














父親「しつけーな、」














そう言われ、お腹を蹴られる














凛「はるくんっ!」














父親「凛にはまだ躾が必要みたいだな」














そう言うと、凛の父親は














凛のことを殴りつけた














一回だけじゃない、何回も何十回も














「お願いします、やめてくださいっ」














父親「1つ教えてやるよ、お前にはな














生きてる価値なんてないんだよ














価値がないやつは死ね」














凛の父親は自分のポケットから














ナイフを取り出して、凛に向けた














父親「今まで我慢してた分














存分に痛めつけてやるからよ(笑)」














そう言いながら、ナイフをふりおろす














全部の光景がスローモーションにみえた














頭で考える前に身体が動いていた














「痛っ、」














腕でナイフをガードした














すぐに、血が流れてきた














Dr「なにしてるんだっ!」














その声を聞くと、凛の父親は














ナイフを振り回して逃げていった














「おい、待てよっ」














追いかけて捕まえようとしたが














身体がいたくて、動けなかった














Ns「春叶先生っ、」














「ごめん。凛のこと、任せる」














凛「はっ、はっ、ヒュー」














凛のことだから














この傷をみたら、自分を責めると思う














ただ、ヘルプにきてくれたDrやNsで














凛のパニックを落ち着かせられるとも














思えなかった














プルプル














樹「はる、どうした?」














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