春「りーん、おきて！」














「んー、まだねむい」














そんなこと言いながら、体を起こす














春「おはよう、りん」














「おはよ、」














春「血圧測らせてね〜」














「(ﾌﾙﾌﾙ)」














春「そっか、嫌か〜














じゃあ、京くるまで待ってようね」














「ん」














「今日、みんな仕事？」














春「うん、そうだね。














みんな出勤しなきゃだね」














「一人か」














春「大丈夫、京が様子見に来てくれるから」














「ん、」














コンコン、ガチャ














京「凛、おはよ」














「、、、」














京「あら、今日はご機嫌ななめだね」














春「そうなんだよ、」














京「ふふふ、りーん熱測って」














「やだ」














京「うーん、嫌か(笑)














じゃあ、春お願いしていい？














血圧と脈も。














あとは俺やるから」














春「了解














りーん、ちょっとお熱測ろうね」














「やだ、」














春「うん、嫌だね。ごめんね」














「だめ、」














春「りん、大丈夫。」














ピピッ














春「38.3度、だね」














京「やっぱ、熱あるか〜」














春「血圧測るから、ちょっとキツくなるよ」














「やだ、ヒック」














春「大丈夫、すぐ終わるからね」














シュッシュッシュッ、プシュー














春「99/72、ちょっと低いな」














京「だな、どうしようかな」














春「凛、腕貸してね〜」














「ヒック、」














春「かなり脈早いね














まぁ、泣いてるから早くもなるか」














京「りーん、ちょっと頑張ろっか」














「や、」














京「熱がさ、ちょっと高いから














解熱剤いれさせて














入れたら少しは楽になるから」














「(ﾌﾙﾌﾙ)」














京「イヤイヤしない、春」














春「はいはい、凛ちょっと頑張るよ」














「や、やんないッ」














京「ちょっと冷たいよ〜、














はい、チクッとするからな」














「やだッ、ヒック」














京「はい、終わり」














ガクッ














春「りん！？」