「何騒いでんの。中まで聞こえてる」



2人の言い合いを止めたのは凪だった



「湊…?どうした?」



「ちょっと…発作が…起きた…だけだから…」



まだ動悸がし、完全に落ち着きを取り戻せてない私は途切れ途切れに話す




「っ!?大丈夫なのか⁉︎どこかで休んでから帰った方がいい。一ノ瀬さん、湊をよろしく頼むよ」