「どうして湊がお礼を言ってるの…お礼を言うのは私の方なのに…!私も湊と友達で良かったよ…私に貴重な体験をさせてくれてありがとう…これからは大切な人達と一緒に笑顔を見せて青春を楽しんで!」



最後に握手をして佳澄は屋上から出て行った



「葛木さん、良かったじゃん。これで過去を振り向くことも無くなる…これからは前だけを向いて歩いていこうか」



私は振り向いて今までの中で1番の笑みを浮かべる



「うん!皆、本当にありがとう!!私は今…幸せだ!」