「だって俺がしつこく誘ったのもあるし、言い過ぎたからさ。でもこれだけは言わせてくれない?葛木さんに過去に信用出来ない事があったかもしれない



でも俺ら軽音のメンバーは葛木さんを裏切る様な事は絶対にしない。まぁ、良く知らない奴に言われてもすぐには信用出来ないかもしれないけどな」




翼君の言葉が私の凍った心が少しずつ溶けていく…




「あの…私の…過去を聞いてくれる?」



蘭や翼君達が頷くのを確認した私は口を開く