「おい。お前らこそ何をしている。」


私は腹の底から低い声を出した。


男3「ビクッ…グハッ!」

男4「お、お前ら!その模様…ピアス…。ま、まさか!」

奈緒「お見事。その通り。世界No.1暴走族、白氷の彗と」

「そのお隣、翠」

男4「う、うそだろ?!最近は来てないってアイツが…!」

「運が悪くて残念だったな。」

男4「ま、待ってくれッ!俺はッ!あ…グハッ」

奈緒「待たねぇよ」

「大丈夫か。」

男の子「はい…。ありがとうございます…。あの、白氷の方なんですか…?」

奈緒「そうだが」

男の子「ありがとうございます!!ずっと憧れてました!」

「ありがとう。でももうこんな時間に出歩いちゃだめだぞ。」

男の子「はい!」