本当はまだ好き、でも耐えられない。
「分かった、じゃあな」
そう言って遥斗は屋上を出ていった。
「〜…っ」
こんなにあっさりなんだ。
別れてって言う言葉に即答で分かったっと言った遥斗。
…なんだ、やっぱり私の事好きじゃなかったんじゃん。
「はは…」
全身の力が抜けてペタンと座った。
「どうして…告白したの…
こんな思いするんだったら付き合わなければ良かったっ…」
私は密かに遥斗が好きだったから告白された時は凄く嬉しかったのに、遥斗はそうじゃなかったんだね。
「さようなら、遥斗」
…今日、私の恋は終わりました。