もう、駄目かな転入早々倒れて、HRも受けずに早退するのかな。



先生は走っているのか、さっきよりも足音が小刻みなリズムになっている。



その直後、先生は私の目の前にたどり着いた。



「やっぱ、いた!」



にこはさらに酷くなった動悸を堪えるようにギュッと固く目をつむった。



何て言われるのかな...