あ、あはは...



サー...っと顔から血の気が引いていくのがわかった。



視線が痛いどころじゃない。怖い!いや、恐ろしい!死ぬ!消えちゃう!消されちゃう!



にこは小さい体をさらに小さくして一度出て来た家の玄関に逆戻りした。



恐ろしすぎて足が震えていたのか、家の玄関に入ったとたん、足の力が抜け、「はああああ...」と大きなため息をつきながらしゃがみこん でしまった。



そんなにこを見て、母が一言。



母「あら、どうかしたの??」



「あら、どうかしたの??」じゃないよ!ほんっとやんなっちゃう!!