【短編】叶うなら、もう一度あなたに会いたい〜不思議な縁〜
恋愛(ピュア)
完
1
巴藍/著
- 作品番号
- 1701422
- 最終更新
- 2024/09/19
- 総文字数
- 9,581
- ページ数
- 11ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 497
- いいね数
- 1
……私は桜が嫌いだ。
もう一度あなたに会うことは生涯、
叶わない夢だと桜に言われているみたいだから。
幼い頃の記憶。
あの日あなたに見せてもらった、
満開の桜は鮮明に思い出せるのに。
あなたの声も顔も思い出せない──。
◇◆◇
愛してるって伝えたい。
嫌いだった桜が幸運の桜に変わる。
そんな日の、ちょっぴり不思議なお話。
☆*:.。. ☆ .。.:*☆
すきま時間に読める短編です。
『美形あやかし』や『この世との境目』など、不思議なお話、和風ファンタジーに興味がある方は是非!
※他サイト様でも掲載中。
- あらすじ
- 『あなたの恋の相談、お聞きします』
古びた看板には、そう書かれていた。
興味を惹かれた私はお店に入ると、中は薄暗くガラクタが沢山置かれた棚ばかり。
狭い店内を進むと、スノードームの中に、枯れた木が入っている不思議な物があった。
店主と思われる、綺麗な顔立ちの和装の男性。
「丁度いい、見ていくか?」
なりゆきで私は、恋愛相談にきた女性の話を店主さんと一緒に聞くことになって……。
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