とてつもなく楽しかった週末も過ぎ、今週からは授業短縮、全校部休で文化祭の準備が始まった。
やっぱり文化祭1週間前となるとみんな忙しそうに働いていて、慌ただしい日々が続いた。
和輝くんのもとへ訪ねることも少なくなり、放課後は毎日教室で出し物の準備を進めていた。
そんな毎日の中で、いつしか私は、違和感を感じていた―――。
和輝くんが、いない……??
いくら何でも、普通に学校で生活していれば2日に1回程度は必ず和輝くんに遭遇していた。それなのに移動教室でも休み時間でも、この一週間1度も和輝くんを見ていない。
なんで……?何かがおかしい…………。
「双葉?大丈夫?」
「え……あっ、喜春くんか。」
「なんか今日双葉ずっとうわの空。心ここに在らずって感じー」
喜春くんになら、私が感じたことを話しても大丈夫かな……?
「なんか……ね、和輝くん全然見かけなくない?」
やっぱり文化祭1週間前となるとみんな忙しそうに働いていて、慌ただしい日々が続いた。
和輝くんのもとへ訪ねることも少なくなり、放課後は毎日教室で出し物の準備を進めていた。
そんな毎日の中で、いつしか私は、違和感を感じていた―――。
和輝くんが、いない……??
いくら何でも、普通に学校で生活していれば2日に1回程度は必ず和輝くんに遭遇していた。それなのに移動教室でも休み時間でも、この一週間1度も和輝くんを見ていない。
なんで……?何かがおかしい…………。
「双葉?大丈夫?」
「え……あっ、喜春くんか。」
「なんか今日双葉ずっとうわの空。心ここに在らずって感じー」
喜春くんになら、私が感じたことを話しても大丈夫かな……?
「なんか……ね、和輝くん全然見かけなくない?」