私はそう言い残し、私たちはその場を去った。
そして、いよいよ当日。
私は楽しみすぎて待ち合わせの1時間前から駅にいた。
なんか忘れ物とかしてないよね!?財布とかスマホとか……
2人とも喉乾いてないかな?飲み物買っとくか……!
とかなんとかやってるうちに、2人が来た。
「あっ、2人とも来た!!!おはよう!」
「おはよ双葉」
「え、先輩なんで飲み物3本も持ってんの?」
あ、これは私が気持ちが先走って要らない準備までしちゃった証拠です……
とはさすがに言えなくて、ちょっと誤魔化す。
「1日遊んでると喉も乾くかなーって思って、買ってきた!」
「え、双葉優し……」
「いや、先輩楽しみすぎていろいろ準備しちゃったんでしょ?」
…………ギクッ。
なんでわかるんだろう和輝くんは!!そうだよ私がウキウキワクワクしてたからだよ!!
「…………」
「何も反論しないってことは図星?先輩、かわいいね?」