ほらね。


絶対先生じゃなかったら、龍矢はこんなこと言わない。


パーティーは、それほど緊張しなくて済んだ。


立食パーティーで、みんな好き勝手に仕事の話をしてるだけ。


その中でも、龍矢はいろんな人に話しかけられてた。


海外の社長さん。


その家族。


それはいいんだけど。


外国の女の人は、スキンシップが激しい。


いちいち龍矢にボディータッチ。


しまいには、龍矢の頬にキス。


これはあいさつ。


そう思ってた。


でも、明らかに龍矢狙いの人もいた。