ベットは。


きっと冷たい。


ここなら、今まで私が寝てたから。


少しは暖かい。


ソファーに横になって。


意識がまどろみかけたとき。


部屋のドアが開く音がした。


その音で、意識が引き戻される。


「あっ。」


「ただいま。」


「おかえり・・・なさい。」


「ベットで寝てなかったのか?」


こくんって、うなずいた。


「ばかか。また風邪引くだろ。」


だって。