なぁ、美和。


俺は。


お前の細い身体を抱くたびに。


壊したらどうしようって。


本気でそんなこと思ってしまうんだ。


それでも。


強く抱きしめずにはいられない。


なぜって?


それは。


お前のすべてが欲しいから。


誰にも渡したくない。


こんな思いをさせるのは、世界でお前だけだぞ。


なぁ、美和。