その顔は、怒ってるみたいだった。


なんなのよ、一体。


私、何かした?


もしかして、帰りに無視したの怒ってるの?


あっという間に家に着いた。


「ちょ、苦しい。」


なぜか、龍矢に担がれてた。


そのまま、寝室に連れてかれる。


ベットに落とされた。


「痛いじゃない。なんなのよ一体。なに怒ってるの?」


「お前、自分の身体わかってんのか?」


「はっ?」


「病み上がりがなにやってんだよ。」


「何って、普通に学校行っただけじゃない。」


学校行って、部活して、帰ってきただけ。