「・・・早く帰って来てね。」


「わかった。」


龍矢は私にキスをして、学校に行った。


それから、メイドさんがお粥と薬を持ってきてくれた。


少し食べて、薬を飲んで寝た。


そう言えば、前に足をひねって熱を出したときは。


休みの日だったから、龍矢が仕事を断ってここにいてくれたんだっけ。


何時間かして、メイドさんに起こされた。


「美和様、お昼でございます。起きられますか?」


「はい。」


用意されたお粥。


でも、朝と違うんだよ。


中身。


なんていうか、お昼はリゾットみたいだった。


それから、また薬を飲む。