最初は、お姫様の誕生会に悪い魔女が呼ばれなかったんだよね。


それに怒った魔女が、呪いをかけたんだよ。


16歳の誕生日に、糸車の針に刺されて死ぬって。


でも、もう一人妖精が残ってて、眠るだけって呪文をかけた。


それから、お城全体を眠らせてお姫様を隠して育てたの。


何年かして、王子様と出会ったお姫様。


で、恋をするわけね。


でも結局は、糸車の針に刺さって、眠ってしまったお姫様。


それを目覚めさせたのが、お姫様が恋をした王子様。


それから、結婚してめでたしめでたしってわけ。


「なんか、立花さんと先生の息ぴったりじゃない?」


「うん。ものすごく自然。」


「そっそうかな?」


「好評みたいですね。立花さん。」