「本物は、美和がつけられるようになってから。もう一度、俺がお前に渡す。」


「うん。・・・龍矢、好き。」


「知ってる。昨日も、寝言で言ってた。」


「えーうそ。」


「ほんと。」


「恥ずかしい。」


「俺以外に好きなんて言うなよ。たとえ寝言でも。」


「うん。」


ベットに押し倒された。


龍矢の唇が、私の首筋に触った。


「なにすんのよ。」


「印。俺のものだって。」


「もう。」


どんだけ独占欲強いのよ。


「んっ。・・学校行かなきゃ。」