そう思って、ソファーに横になった。


思ったより疲れてたみたいで、すぐに眠気に襲われた。


「もう一度、このレシピで作り直してくれ。今日は終了だ。」


「お疲れ様でした。」


集まっていたやつが、一斉に動き始めた。


「あれー?美和ちゃん寝てるよ。」


声を上げたのは、山下。


「起こす?」


「いい。寝かせとけ。」


揺り動かしたくらいじゃ、美和は起きないからな。


それに、もうすぐ24時。


起こすのはかわいそうだ。


「かわいい寝顔。」


「触るなよ。」


俺はみんなを睨んでおいた。