ヤバい、転……


ボスッ

この感触は……

「理乃……」

「ほんと、すぐ危ない目に会おうとすんね。お前は」

「う、ごめん」


「ん。いーけど俺以外の男の前ではこーゆーことしな……」


理乃が何かを言いかけた瞬間、



バッッシャァン


……派手な音を立てて、水が私たちを濡らした。


パニックになりながら落ちてきた水の方向を見るとそこには暴れるホース。

きっと私が転んだ時に手を話したからだ……!


まだ暴れるホースを握って止めてくれた理乃。またお礼を言おうと顔を上げるとそこにはビショビショに濡れてシャツが透けている色気の塊がいた。

「り、りの。えっとその、しゃ、シャツが、」