目を開けると見慣れない天井が目に入った。

そうだ。悠先生と一緒に暮らし始めたんだ。

ベッドから起き上がり、クローゼットに入っている服を着た。

病院にいた時はいつも検査しやすい服だったから、とても新鮮。





部屋を出てリビングに行くと、もう悠先生がいた。
キッチンでご飯を作っている。



赤城「おはよ。顔洗って歯磨きしてきな。」


「おはようございます。」


悠先生は笑顔であいさつしてくれる。
敬語は使わなくていいって言ってたけど、やっぱり自然と出てしまう。

でも、悠先生の家に居候させてもらってるんだし当然だよね、、、?




顔を洗って、歯を磨き終える頃にはもういい匂いが漂ってくる。

リビングに戻ってご飯を一緒に食べ、2人でソファに座っていた。




隣に座る悠先生はすごくかっこいい。


遠目からでは分からないが、体はかなり鍛えられていて、腕もがっちりしている。
それでいて、指はスラッとしていて長い。
顔も整っている。
まつ毛も長くてパッチリとした二重がとても印象的。肌も、鼻筋も綺麗。


私が隣に居ていいのかな。なんか、恥ずかしい。