それから、何事もなく数日が過ぎた…

彼女は、先日の合コンの相手と度々連絡を取り合ってるらしく、休み時間の度に話を聞かされる…

恋愛に興味のない私には、正直ウザいことこの上ない…

今日も、彼女のどうでもいい話に、適当き相づちをうちながら、お昼ご飯を食べ、午後の仕事を滞りなく終えて、定時で職場を後にした…

満員の電車に揺られ、最寄り駅に着き、近所のスーパーへ向かう

今日は、夕飯食材と切れていた醤油を買った為、仕事用の鞄と合わせると、それなりの重さになる…

買い物専用の袋と鞄が、肩に食い込み、時々休みながら歩いた

(いっかい家に帰って、荷物置いてくればよかった…)

小さくため息をつき、いつもの様に後悔する…

しかし、一度帰ってしまうと、また出掛けるのが億劫になってしまうので、毎回同じ事の繰り返しなのだ…

私は気を取り直し、荷物を肩に下げ直すと、またアパートへと歩き始めた…