と呪文唱えるとペンダントが手の上で宙を浮き光る。
ペンダントが杖に変わり杖の先は星が付いていて星の中に鈴がある。
服はチャイナにヒダスカートにブーツ姿になる。
華鶴菜が

「うっわあぁぁ!」

と驚く。
チルリルは

「どうかにゅ?なかなか良い感じにゅう?」

とご機嫌良く聞く。
華鶴菜はきょとんとするがすぐに

「―…ってか何なのよこれー!」

と聞く。
チルリルは

「何ってバトルコスチュームにゅう」

とあっさり答えると華鶴菜は怒りながら

「そんなの大体想像つくわよ!そうじゃなくてこれ!」

と耳や尻尾を指差しながら言うとチルリルは

「うにゅう?」

と不思議そうな顔をする。
華鶴菜は

「何で尻尾が生えてるのよ~!」

と不安そうな顔をする。
チルリルは

「そんなのうちは知らないにゅう。お主の頭の中にある魔法少女のイメージがきっとそれだったんだにゅう」

ときっぱり答える。
華鶴菜は

「ええぇぇー?!」

と驚き

「じゃ…じゃあこの耳も私が頭の中で考えたイメージだっての?」

と慌てて聞くとチルリルは

「まぁ。そうゆう事になるにゅう」

と答えると華鶴菜は

「うっそー!―…何かショック」

と落ち込み座り込む。
チルリルは

「でもなかなか似合ってるにゅう」

と言う。
華鶴菜は

「ほんとお?」

と聞く。
チルリルは

「ほんとにゅう。ここまで猫耳が似合う人間もそうそういないにゅう」

と言う。
華鶴菜は

「あんま嬉しくないんですけど…」

と落ち込んで答える。
チルリルは

「まぁとにかくお主はその格好で戦っていくにゅう」

と言う。
華鶴菜は溜め息を一つついて

「はいはい・・・。もう・・・どうでも良いわよ」

チルリルは

「あ!そうにゅう!お主にいくつか言っとく事があるにゅう!」

と思い出したように言う。
華鶴菜は

「何?」

と深刻な顔をする。
チルリルは指を1本 だけたてながら