「私の名前はウィンディー。宜しく華鶴菜。」

と言うと華鶴菜は

「うん宜しくにゃん。」

と言うと華鶴菜は杖を構え

「封印(スイール)!」

と言うとウィンディーは嬉し泣きをし微笑みながら

「華鶴菜さん。ありがとうございます。」

と言い杖の中に消える。
するとさっきまであった洞窟がなくなっていく。
華鶴菜は鳥を掌に乗せ消えていく洞窟を見つめる。
洞窟が全部消えると

「華鶴菜~」

と皆が呼ぶ声が聞こえる。
華鶴菜は

「こっちだにゃん」

と返事をする。
チルリルは華鶴菜に飛び付き

「何もなくて良かったにゅう」

と号泣する。
華鶴菜が

「心配かけてごめんにゃん。」

と申し訳なさそうに言う。
先生は華鶴菜の頭をくしゃとしながら

「無事で良かったですよ。」

と言う。
華鶴菜は

「あっ!先生!この子怪我してるにゃん。治して欲しいんだにゃん」

と言うと先生は華鶴菜の掌にいる鳥を預かり

「任せて下さい。大した怪我じゃ無さそうですから治すのは簡単そうですからね。ただ飛べるようになるにはちょっと時間かかると思いますよ。」

と言うと華鶴菜は

「うん解ったにゃん。」

と言う。
華鶴菜は裕也に

「ごめんだにゃん。」

と言うと裕也はそっぽを向き

「お前が無事だったならそれで良い」

と言う。
華鶴菜は心配そうに裕也を見てるとチルリルは飛びながら

「華鶴菜。心配することないにゅう。裕也は一番心配してたから見付かってほっとしてるんだにゅう。」

と言うと裕也は

「あっ!余計な事言うなよ!」

とチルリルを追い掛ける。
チルリルは飛びながら逃げ

「本当の事言っただけにゅう」

と言う。
華鶴菜はくすくす笑っていると先生が

「華鶴菜さん。それで精霊さんはどうなったのですか?」

と聞くと華鶴菜は

「召喚(サモン)!ウィンディー!!」

と召喚すると悪戯っぽく

「無事仲間になったにゃん」

と言う。
裕也は

「何も召喚しなくても」

と言うと華鶴菜が

「細かいことは気にしないにゃん」

と言う。
チルリルは

「華鶴菜やったにゅう。」