と言うとチルリルは

「お主の名前は聖夜 華鶴菜(せいや かずな)にゅう」

と言う。
華鶴菜は首をかしげながら

「ほえ?何で私の名前知ってるの?」

と聞くとチルリルは「だってお主はうちの相方にゅう!知ってて当然にゅう!」

と言うと華鶴菜は困りながら

「当然って…。大体・・・、相方って何の相方よ?お笑い芸人にでもなれって言うの?」

と言うチルリルは

「はぁ…。お主はアホかにゅ…?」

と呆れながら言い

「うちとお主で力を合わせて正義の為に戦うにゅう!」

と意気揚々と言う。
華鶴菜は困りながら

「正義?!ちょっと何アニメみたいな事言い出すのよ!」

と言う。
華鶴菜は続けて

「大体私はごくふっつーの女子高生なのよ!そんな正義の為になんて大それた事出来る訳ないじゃない!」

と強く言う。
チルリルは

「うんな事は解ってるにゅう。誰もそのまま戦えとは言ってないにゅう」

星のペンダントを出し

「これを使うにゅ」

と言うと華鶴菜は

「どっから出して来たのよ。ソレ…。」

と呆れながら言う。
チルリルは手をひらひらさせながら

「細かい事は気にしないにゅう。気にし過ぎると頭ハゲるにゅう。この杖を使って変身するにゅう!」

華鶴菜は

「ちょっと待って!これの何処が杖なの?!」

と驚いて言う。
チルリルはあっさりと

「これは仮の姿にゅう。呪文唱えればちゃんと杖になるにゅう」

と説明する。
華鶴菜はペンダントをチルリルから受け取り

「はあ…」

とため息をつく。
チルリルは相手の反応などおかまいなしに

「ほらほら早く呪文唱えてみるにゅう!」

と嬉しそうに言う。
華鶴菜は呆れながら

「唱えるって言ったって何て言うのよ。」

と言うとチルリルは手を前に伸ばして

「『我華鶴菜の名の元に封印の解除を命じるツインベル』だにゅう」

と言うと華鶴菜は

「何それー!」

と言うとチルリルは

「つべこべ言わずに早く言うにゅう!」

と指示をする。
華鶴菜は仕方なく

「我華鶴菜の名の元に封印の解除を命じるツインベル!」