裕也は沢山の灯台で囲んだ座布団に座り呪文を唱えると裕也の体から精霊が出てくる。
精霊は身動き取れないで驚いている。
華鶴菜は

「ようし!召喚(サモン)イフリート!!」

と言いイフリートを召喚する。
チルリルは

「華鶴菜!イフリートは駄目にゅう!!」

と言う。
イフリートは裕也の体から出てきた精霊に攻撃するが効かない。
華鶴菜

「何でかにゃん?」

と唖然とするとチルリルは

「だから止めたんだにゅう。あれは水の妖精エメラルドって言うにゅう!」

と言う。
華鶴菜は

「水かにゃん…。にゃん!良い事思い付いた!!」

とひらめき周りを見渡すと

「あれにゃん!」

と灯台の囲みから出る。
チルリルは焦って

「何する気にゅう?」

と言うと華鶴菜は近くにあったコードを取りそのままエメラルドまで駆け付け

「これでも喰らえにゃん!」

とコードをエメラルドに刺す。
エメラルドは感電してもがく。
華鶴菜は放電に巻き込まれて飛ばされる。

「にゃあぁ!」

と叫ぶと襖を突き破る。
チルリルは

「華鶴菜!今にゅう」

と言うと華鶴菜は杖をエメラルドに向け

「封印(スイール)!エメラルド!!」

と言うとエメラルドは杖の中に入っていく。
華鶴菜は

「や…やった…にゃん!…」

と言うと気を失う。
チルリルは華鶴菜の元に駆け寄り

「華鶴菜!華鶴菜!!しっかりするにゅう!」

と華鶴菜の体を揺する。
先生は

「ちょっと良いですか?」

と華鶴菜の元に行き様子を見て

「飛ばされたことによる気絶みたいですね。これで大丈夫ですよ!」

と治療して言う。
チルリルは

「お主理科の先生より医者とかの方があってるんじゃないかにゅ?」

と言うと先生は

「この力ばれたら僕人体実験されちゃいますよ」

と困ったように言う。
華鶴菜は気付くとチルリルが華鶴菜に飛び付き

「華鶴菜~」

と泣きながら言う。
華鶴菜は驚きながら

「チルリル何泣いているの?」

と言う。
先生は裕也の元に行き

「大丈夫ですか?」

と心配そうに裕也の顔を覗き込む。
裕也は

「大丈夫だ…。」