「きゃーっ」暗いところの穴をドンドンしたへと下がっていく・・


『ドン』


「いったぁー」底までたどり着いたようだ。


「大丈夫かー?」春樹は声をかけてくれた


「別に・・」素直になれないウチ


「ってかココどこだー」


「さぁね・・」ワザと冷たくしたの・・


『ゴォォォォ・・・』大きい地響きとともに、ウチと春樹の体が舞い上がる


『ふぁぁ・・』


「すごーい 空飛んでる見たーい☆」


「すげぇなコレ」そういえば・・小さいころもこうゆう風によく春樹と遊んでたな・・


でも・・時間が経つにつれて・・ウチ一人とりこのされたような感じなんだ・・


「アナタタチハ・・・コウイウ ミライ ダロウ・・」おじいさんが現れて・・もぞもぞと言う


「え・・?未来」


「ファファファー わしゃジーと言う・・お前たちの未来を見せに来た」


「はぁー未来なんて見えるわけ・・」


「見れるのじゃぞ・・まずはこれを見ろ・・」何が始まるんだろ・・


「~~~~~~~♪」音楽とともに・・スクリーンにはウチの未来が映された

それはあまりにも残酷なものだった―

それは・・「ウチ・・あなたのこと好きですっ!」「ごめんなさい・・」えぇー
ありえない・・

春樹はというと・・「俺・・君のこと・・」「ごめんなさい」というものだった


このまま結婚や恋人できるかな・・心配になる

ウチは小さくつぶやいた。「未来を変えたい・・どうしても・・」


おじいさんは言った「時代を変えろというのか・・?それは無理じゃが・・これからの接し方で変わるもの・・過去を変えればいいのでは?」それはもっともな意見


「ウチ的には・・あんな未来を消してもっと愛のある・・ものにしたいの・・」


すると春樹が「俺もだが・・未来へ行って帰ればなんとかなるかもな」


「いい考え!」ウチらは久しぶりに息ピッタリだった・・おじいさんは呪文を唱えだした・・さぁ旅への出発だ