私西城麗華|《さいじょうれいか》は高校一年生。
同じクラスになった中村満|《なかむらみちる》くんに恋をしました。
中村君は女子にとても人気な男の子。私なんかとは住む世界が全然違うすごい人
そんな彼に恋をした理由は 入学式の日知らない男の人に声を掛けられたのを、助けてくれた時の中村君はとってもかっこよくて一目惚れしちゃったんだ。
でも中村君には好きな人がいるっていう噂があってそれが本当だったら…なんてネガティブナこと考えるわたしが嫌い。
その噂が本当になったんだ
今日の昼休みに中村君が隣のクラスの雪村明日香ちゃんに告白したところをみてしまってとってもショックだったんだ。
走ってその場から離れようとしたとき、誰かにぶつかって転んじゃった
と聞いてきた人は学校一イケメンだけど女子に全く興味のない長谷川秋君だった
長谷川君は私を見るなり心底いやそうな顔をしてから睨んできた
「おい。大丈夫?」
「お前誰?ぶつかってきたのに誤らないの?ふっ最低じゃん。お前」
「はぁ~。何その言い方。ぶつかった私も悪いけど前見てなかったあんたも悪いでしょ」
「お前誰にそんな口きいてんだ?あ?」
「長谷川秋」
「なんでお前俺の名前知ってんの?」
そんな時「ねぇねぇなんか声がしない?」と雪村ちゃんの声が聞こえてきた
私達は急いでその場を離れた
前私達は急いでその場を離れた
「はぁはぁ 疲れた~」
「で?何でお俺の名前知ってんの?」
「は?そりゃあこの学校の人ならだれでも知ってるよ」
「なんでだよ?俺別に有名人じゃないけど」
「それぐらいかっこいいってこと!」
「へぇ~。まあ俺は女子に興味ないけど。じゃ」
そう言って長谷川君は帰っていった。それと同じタイミングでサヨナラのチャイムが鳴った