ほんの数分前までいつものようにおしゃべりをしていたのに、急にどうしたんだろう。


「うん……。ごめん、手を貸してくれる?」


私はすぐにユカリに手を差し伸べてた立ち上がるのを手伝った。
ただの5月病じゃなさそうだ。


「ちょっと、ユカリを保健室まで連れて行ってくるね」


圭太に声をかけて、私はユカリと一緒に教室を出たのだった。