イクスは私のことを考えてくれてるのね。
でも、そんな心配する必要がないわ。
「それこそ大丈夫よ。評判が落ちたとしても、関係ないわ。私はイクスと行きたいもの」
本心を素直に述べると、驚いたような顔をした。
そして、嬉しそうに笑う。
数字もピロンという音がして49%まで上がった。
この数字とパーセント表示、また見えるわ……
いくらなんでも幻ってわけでもなさそうね。
ずっと見えるもの。
何を指すか分からないし、本当に不思議だわ……
「ご主人様?」
戸惑ったような声で呼びかけられて、はっと我に返った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…