…Stellaのみんなが来てたから、様子がおかしかったんだ。


玄関を見ると、人数分の靴が並んでいた。


「まあ、上がって!」


さらに流さんも登場。


ここ俺んちだし、ってつっこんでいる彗。


有無を言わさず、彗の家に吸い込まれていく私。


「はぁ、こうなるからやだったんだよ…」


なんて1人で頭を抱えていた。


「海、嫌だったら帰っていーからな。こいつら完全に出来上がってってから、」


もうこうなったらこいつら止められねぇ、って呆れたように笑う彗。


なんだか、いつもと違ってちょっとしっかりしてて笑っちゃう。


みんなお酒飲んでるんだ。



「う、うん。」


そのまま廊下を進んでリビングに行くと、テーブルを囲んでStellaが全員座っているという異世界キラキラ空間。


…顔面偏差値が高過ぎて近づけない。


プライベートでも仲良い話は彗からよく聞いていたから知ってるけど、ほんと友達みたいなんだ。