「今日もカフェに行こうって誘われたよ、藍くんは予定ない?」
LIMEの画面を見ながら夏菜子は藍に確認する。
「今のところ予定は無いから一緒に行くよ。
でも最近随分誘われてるね」
「うん、みんな気さくに話しかけてくれるんだけど、このまま素直にお友達になれるのかなって不思議に思ってはいるんだけど、きっと私のことはどうでもよくて藍くん目当てだろうなぁって疑っちゃって」
そう言って夏菜子は苦笑いする。
「人のことを悪く言うのは駄目だよ、
カフェに行こうが図書室だろうが、俺は夏菜子と一緒ならばそれで十分なんだから
でも最近図書室に行く回数が減ってるから、カフェに行く回数を減らさないとまたポンコツ夏菜子になっちゃうかもね」
そう言って笑いながら今日も夏菜子の耳にキスをする。
夏菜子もキスされることに大分慣れてきた。
高鳴る鼓動も喜びの一つになってきている。
『わかったよ、またいつものカフェに向かうね』
そう返事をして夏菜子はスマホを閉じた。
* * * * * *
「ごめん、なんかちょっとだけって呼ばれたから用事済ませてからカフェに行くね」
放課後、珍しく藍が夏菜子と一緒に移動することをせずにどこかへ行ってしまった。
LIMEの画面を見ながら夏菜子は藍に確認する。
「今のところ予定は無いから一緒に行くよ。
でも最近随分誘われてるね」
「うん、みんな気さくに話しかけてくれるんだけど、このまま素直にお友達になれるのかなって不思議に思ってはいるんだけど、きっと私のことはどうでもよくて藍くん目当てだろうなぁって疑っちゃって」
そう言って夏菜子は苦笑いする。
「人のことを悪く言うのは駄目だよ、
カフェに行こうが図書室だろうが、俺は夏菜子と一緒ならばそれで十分なんだから
でも最近図書室に行く回数が減ってるから、カフェに行く回数を減らさないとまたポンコツ夏菜子になっちゃうかもね」
そう言って笑いながら今日も夏菜子の耳にキスをする。
夏菜子もキスされることに大分慣れてきた。
高鳴る鼓動も喜びの一つになってきている。
『わかったよ、またいつものカフェに向かうね』
そう返事をして夏菜子はスマホを閉じた。
* * * * * *
「ごめん、なんかちょっとだけって呼ばれたから用事済ませてからカフェに行くね」
放課後、珍しく藍が夏菜子と一緒に移動することをせずにどこかへ行ってしまった。