「大丈夫じゃないだろ?身体が震えてる。俺がいるから大丈夫」

ほんとだ、柊馬に言われるまで気が付かなかったけど身体まで震えていた

「ありがとう、柊馬」

柊馬がいなかったら私はもっと混乱してたと思う

私は柊馬の腕の中で落ち着きを取り戻していく


「もう大丈夫」

「そっか、良かった」

というか今何時?


「あ、もう二限始まっちゃってる」


最近まともに授業に出ていられなかったから出席日数危ないと思うんだけど

何故柊馬は落ち着いてる?

「なぜ俺が休憩時間に起こさなかったか、って思ってる?」

私の考えることがわかったのか、そのまま口にした柊馬