夢を見た

中学の時、1人のヴァンパイアに襲われかけたこと

「ねぇ、そこの女の子。俺道に迷ってしまったんだよね。ヴァンパイアカフェに行きたいんだけど、どこにあるの?それ」

この時の私はただ道に迷った人だと思ってヴァンパイアカフェまで案内するだけして帰ろうと思った


そしたらその人は途中で態度をころっと変えた

「あぁ、さっきのとこからそんなに遠くはなかったんだ。ありがとう!おじょーさん」

その人もヴァンパイアだったのだ

しかも元人間で血に飢えすぎて死に絶えることも出来ないような最悪なヴァンパイア

『いやだああああ』

「いやあああっ」

身体を起こして周りを見てみると見慣れた部屋だった

「起きたのか、美優。うなされてたけどどうしたんだ?」

「あ、怖い夢を見て…もうだいじ」

あれ、なんで手が震えてるの?あれはもう2年くらい前のことなのに