「あ、あれ星輝だぜ?(小声)」

缶コーヒーを手にしながら私の後ろを指さした修司


パックのジュースにストローさしながら私の後ろを見ると確かに星輝が5人とも揃っていた


私以外の女子だったら叫んでるところだよ


私は知らなかったけどあのグループに狙われてる噂がある

だからいつも一緒に誰かといないとすぐさま捕まるらしい

授業が始まるまでしばらく時間があるからこっそり生徒会室を覗くと、見てはいけないものを見てしまった気分だった


急いでその場を離れたけど、私の脳裏にはさっきの出来事が頭から離れないでいた


あれかな


"怖い"だった