「今日は1年の3人メインで他は3年な。」



織部部長が指示を出した。



「よぉーーしッ、
 今日も負けは許されねぇからな!」



「いつも円陣組むんだ、ほら。」



2年生の先輩が俺等に教えてくれた。



「ほら、1年全員はいれ。」



俺等は先輩たちの中へと入った。



「修大の名に懸けて勝ちに行くぞ!」



「「「 お――――ッッ!! 」」」



俺等は先輩の声に圧倒されながらも
円陣の儀式を終えた。



何故か自信に満ち溢れる。



ふと太陽を見上げる。



何かいいことが起こる気がする。



「そこの阿呆――――ッ!!」



誰かのどでかい声に振り向く。