助手席を開けてくれる。



う、わ、かっこい〜…。



この兄弟スペック高いほんと…。



「お、お邪魔します…」



近寄れば私と柊夏くんはかなりの身長差があった。



センター分けにされた明るい髪も、片耳に空いたシルバーのフープピアスと赤のスタッドピアスのふたつ空いているのも、私の好みですごくかっこよく見えた。