玲於くんは私に寄ると、背中を優しくさすってくれる。



「ごめーん…」



「来てくれてありがと。ベンチ座ろ?」



「うんっ」



玲於くんの隣は安心する。



でもなんか今日は玲於くんの表情がずっと、浮かないままだ。