花音は私にはもったいないくらいの親友だと思う。



どんな私でも受け入れてくれるから。



『いつもの公園に集まろ!』



『了解、もう着く』



え、やば!!私も行かないと!!



慌てて立ち上がると、スクールバッグに荷物を詰め込んで走り出す。



スクールバッグについた玲於くんとおそろいのくまが揺れる。