あーお兄さん2人いるって言ってたもんね。



なるべく玲於くんに近づいて歩く私は、お兄さんの顔を特に見ることなく玲於くんの背中を追う。



「何味食べよーかな〜、朱那ちゃんは?」



「私は〜…チョコかイチゴかなぁ…」



道を3人で譲るように歩く。